jQuery UI の Tabs を使って簡単にタブ切り替えを実装する方法
HTML 上のタブ切り替え画面の実装は、JavaScript でもさほど難しいものではありません。それでも jQuery UI で提供されている Tabs を利用すれば、もっと簡単に実装することができます。
まず前提として jQuery UI を利用するのは、jQuery と jQuery UI のライブラリとデザインを定義したテーマの CSS ファイルを読み込む必要があります。ネットワーク環境で利用する際は CDN を利用することもできます。詳しくは次のページに記しているので参考にしてください。
それではタブ切替のサンプルプログラムをご覧ください。
jQuery UI でタブの切り替えを実装
以下のサンプルは、3つのタブで構成した画面になります。jQuery UI のプログラムではタブの数に上限がないので、必要に応じて数を調整してください。
<div id="tabs"> <ul> <li><a href="#tabs-1">タブ1つめ</a></li> <li><a href="#tabs-2">タブ2つめ</a></li> <li><a href="#tabs-3">タブ3つめ</a></li> </ul> <div id="tabs-1"> <p>1つめのタブの内容を記載します。<br /> 一番外側のdivタグできちんと囲うことがポイントです。 </p> </div> <div id="tabs-2"> <p>2つめのタブの内容を記載します。<br /> タブの部分は ul タグで実装します。 </p> </div> <div id="tabs-3"> <p>3つめのタブの内容を記載します。<br /> li タブ内のリンクが、各タブ内容を記述する div タグの id を指定します。<br /> id へのリンクなので、href 属性の指定先に # を付けるのを忘れずに。 </p> </div> </div>
- 全体をブロック要素で囲み id を設定
- タブ部分は ul のリストタグで作成
- タブの中身を囲む div タグは id を指定する
- タブのテキスト部分は a タグで囲む
- a タグの href は # を付けて id を指定
- 指定する id は重複しないこと
続いて JavaScript のソースです。全体を囲っているブロック要素(div タグ)に指定した id に対して .tabs() を指定するだけです。
$(function() { $( "#tabs" ).tabs(); });
プログラムはとてもシンプルです。ではサンプルプログラムの動作を確認してみましょう。
タブの切り替えの実装サンプル
1つめのタブの内容を記載します。
一番外側のdivタグできちんと囲うことがポイントです。
2つめのタブの内容を記載します。
タブの部分は ul タグで実装します。
3つめのタブの内容を記載します。
li タブ内のリンクが、各タブ内容を記述する div タグの id を指定します。
id へのリンクなので、href 属性の指定先に # を付けるのを忘れずに。
タブのデザインは jQuery UI の CSS でデザインされたものです。読み込むテーマファイルを変更することで、様々なカラーバリエーションに変更することができます。
テーマに関する情報は次のページに掲載しているので、そちらを参照ください。
以上、jQuery UI の Tabs でタブ切り替えを実装する方法でした。