HTML で右下や右上に小さい文字をつけるタグ。CSS は使いません
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立法メートル m3 や平方メートル m2 といった単位、二酸化炭素 CO2 や水 H2O の化学式のように、文字の右上や文字の右下につける小さい文字を HTML で表現する方法は次の通り。
なお CSS を使わなくても表現できます。
文字の右横に小さい文字をつける方法
右上に小さい文字をつける場合
使用するタグは sup です。上付き文字と言われます。
立法メートル: m<sup>3</sup> 数式: x<sup>4</sup> - 1 = (x<sup>2</sup> + 1)(x<sup>2</sup> - 1) オイラーの定理: e<sup>πi</sup> = -1
- 立法メートル: m3
- 数式: x4 – 1 = (x2 + 1)(x2 – 1)
- オイラーの定理: eπi = -1
右下に小さい文字をつける場合
使用するタグは sub です。下付き文字と言われます。
水: H<sub>2</sub> 炭酸: H<sub>2</sub>CO<sub>3</sub>
- 水: H2O
- 炭酸: H2CO3
組み合わせることも可能
これらを組み合わせると数学の log 乗の公式もこのように表現できます。
alogab = b
CSS で表現したい場合
フォントサイズを小さくするのがポイント。
vertical-align プロパティを利用する
CSS コード
span.sup { vertical-align: super; font-size: smaller; } span.sub { vertical-align: sub; font-size: smaller; }
HTML コード
立法メートル: m<span class="sup">3</span> 炭酸: H<span class="sub">2</span>CO<span class="sub">3</span> Log 乗の公式: a<span class="sup">log<span class="sub">a</span>b</span> = b
- 立法メートル: m3
- 炭酸: H2CO3
- Log 乗の公式: alogab = b
CSS だとソースコードが読みづらいですね。
そもそも上付き文字や下付き文字は、装飾ではなくその位置にあることで意味をなしているものです。HTML タグで表現するほうが正しい対応だと思います。