Feedly ボタンが機能していない?!正しい URL の情報に変更する方法

更新日: 公開日:2017/10/11
Feedly

Twitter や Facebook のボタンと共に、配置される機会の多い Feedly ボタン。

しかし残念なことに、このボタンに設定する URL が間違ったたまま利用されているブログが多く存在します。その根本的な理由がこちらです。

Feedly 公式サイトのフォローボタンを生成するためのジェネレーターで生成される URL が間違っている!

更にここから派生して、様々なブログで「自作の Feedly ボタンを設置する手順」として紹介されている URL 記述方法も間違っているため、雪だるま式に増えていってしまったのでしょう。

間違いと言っても設置当初は正しく動いていたはずなので、Feedly 側でシステム変更が行われた可能性が高いです。SNS 関連のボタンは、一度設置したら放置状態になるため、この仕様変更に気付かない人も多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は、この Feedly ボタンに設定する正しい URL 情報について説明していきます。

URL が間違っている場合の挙動

feedly ボタンが正しく機能しているかどうか、実際にクリックしてみれば結果は一目瞭然です。もし、次のような事象が発生しているのであれば、URL が間違っていると判断してください。試しに私が以前 URL を間違えたまま設置していたボタンを用意しておくので、こちらで試していただいても構いません。

feedly

パソコンからアクセスした場合

目的の Feed 情報は表示されず、次のような 404 エラーメッセージが表示されてしまう。

{“errorCode”:404,”errorId”:”ap11int-sv2.2018041723.2811779″,”errorMessage”:”invalid alias”}

スマートフォン(アプリ)からアクセスした場合

目的の Feed 情報は表示されず、自身が読者登録している Feed の情報が表示されてしまう。

feedly ボタンに設置する正しい URL 情報

feedly ボタンが正常に動作する URL は次の通りです。

設定すべき正しい URL

https://feedly.com/i/subscription/feed/エンコードしたフィードのURL

feedly ボタンからのアクセスがエラーになったり、おかしな挙動をしてしまうのは、この URL が間違っているのが根本的な原因になります。

では正しい URL を設定する流れを、このサイト(Webllica.com)の情報を例に解説していきます。

正しい URL を取得するまでの流れ

  1. Webllica のフィード情報
    https://webllica.com/feed/
  2. URL エンコードした結果
    https%3A%2F%2Fwebllica.com%2Ffeed%2F
  3. feedly ボタンに設定する URL
    https://feedly.com/i/subscription/feed/https%3A%2F%2Fwebllica.com%2Ffeed%2F

URL エンコードとは簡単に言ってしまうと、記号全角文字を URL で使えるように変換する処理のことです。日本語ドメインを利用している場合は、ほとんど全てがエンコードの対象になります。

下記に用意したボタンが正しい URL に修正したものです。先程のボタンと挙動が異なることを確認することができます。

もしエンコードのやり方が分からない方も安心してください。最後に feedly ボタン用の URL 生成ツールを用意しておきます。ここで生成された URL を feedly ボタンの href 属性に設定するだけで、誰でも簡単にエンコードした URL を設定できるようになります。

feedly ボタン用 URL 生成ツール



なお、feedly ボタンのソースコードを変更したら、必ず動作確認を行ってください。パソコン・スマホどちらも、指定したフィード内容が一覧表示されれば成功です。

以上、feedly ボタンに設定すべき正しい URL に関する情報でした。

\ この記事をシェアする /

このブログの運営者

NJ

Web系メインで従事していた元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。Webサイト運営における「困った問題」の解決方法をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。