特定のリンクを踏んだときにAdSenseの全画面広告が出ないように制限する方法
Google AdSense の全画面広告。2023年10月23日に大きなアップデートがあり、リンクによりページを離れたときまたは再び元のページへ戻ってきたときに、全画面広告が表示されるようになりました。
また全画面広告の自動広告がオンのとき、広告が出現する頻度をデフォルトの10分から最短1分、最長1時間まで変更することも可能になりました。
全画面広告はとても収益率が高い広告ユニットなので、うまく活用できると AdSense の収益アップにもつながると言われています。
しかしリンクの流れから、どうしてもリンククリック時に全画面広告を出したくない場合があります。そんな特定のリンクを踏んだときに全画面広告が出ないように制限する方法を紹介します。
実装方法
アンカータグ (a タグ) に属性 data-google-vignette="false" を追加する。
<a href="https://example.com" data-google-vignette="false">リンク</a>
この属性が追加されたアンカータグからリンクを開いた場合、全画面広告が表示されなくなります。(海外ではビネット広告 vignette Ads. と呼ばれるらしい)
ではテスト用リンクを用意します。
このリンク は data-google-vignette 属性の設定によりリンクを開いても全画面広告が表示されません。(※ そもそも全画面広告が10分間隔でしか表示されないため、このタグが効果的かどうか判断するのは難しいです。)
この情報の出典はどこ?
Google AdSense のヘルプページにも記載がない、こちらの内容。Google AdSense のオンラインセミナーにて、中の人から教えてもらった情報です。どうも一般的に公開されていない情報のようですが、属性で調べてみると海外のサイトがヒットします。
どうも古い情報だと2016年の記事も出てくるので、昔から実装されているものだと思われます。
あまりにも情報が少ないので、このような実装をしたい方は少ないのかもしれませんね。